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2021.10.15

有名人・ブログ

妻だいたひかるを「ますます好きになった」乳がん再発、不妊治療リスタートからの妊娠。いよいよママ&パパに!【小泉貴之さん独占インタビュー②】

雑誌「赤ちゃんが欲しい」の1万字にわたるロングインタビュー記事で、大きな反響を呼んだタレント、だいたひかるさん。
乳がん手術、抗がん剤治療、そしてがん再発を乗り越えた末に、今年5月に念願の妊娠を発表されました。
今回、赤ちゃんが欲しいでは8年に及ぶ不妊治療とだいたひかるさんの闘病を陰で支えた、夫でアートディレクターの小泉貴之さんに独占インタビュー。
パートナーとして、がん患者の家族として、今だから話せる素直な気持ちと不妊治療についての思いをたっぷりと語っていただいた後編をお届けします。


【前編】小泉貴之さん独占インタビュー

貴之さん・ひかるさんの妊活history

夫35歳・妻38歳 
結婚。自己流タイミング法7回、A病院で病院指導のタイミング法に6回トライするも、化学流産をくり返す。

夫37歳・妻39歳 
B病院に転院し、人工授精8回。体外受精へ進み、5回採卵、5回移植。
不妊治療専門のCクリニックに転院。顕微授精で最後1個の凍結胚の移植日に不正出血で延期に。
乳がんが判明し、右乳房の全摘手術を受ける。その後リンパ節への転移が分かり、抗がん剤治療。

夫40歳・妻42歳 
乳がん局所再発、手術と放射線治療。

夫43歳・妻45歳 
ホルモン治療を中断し、不妊治療再開。5年保存していた凍結胚盤胞1個を移植し妊娠。

不妊治療中だった5年前、タレント・だいたひかるさんは突然、乳がんの宣告を受けました。
右胸の全摘手術とつらい抗がん剤治療を受け、完治をめざすも、その二年後に、乳がんが再発…。
幸い初期だったため、再手術、放射線治療を経て、なんとか日常を取り戻したご夫婦ですが、去年の秋、大きな大きな決断をしたのです。

⇒だいたひかるさん独占インタビュー
①を読む

②を読む
一挙公開「だいたひかるさんの妊活・不妊治療」の写真記録

受精卵に「待たせてごめんね」という気持ち

今年の5月、5年間ずっと凍結保存していたラスト1個の受精卵を、妻のおなかに戻しました。
卵に対しては「長い間待たせてごめんね」という気持ち、妻へは「うまくいくといいね、きっとうまくいく」という気持ちでしたね。

不妊治療を始めた当時と比べると、妻の体はいい状態だったと思います。
お酒を減らして、よく食べるようになりましたし、体温も上がって、子宮内膜も厚くていい状態で。だから、うまくいってほしい!と祈るような気持ちでした。

そしてあっという間に一週間後の妊娠判定。
結果がよくても悪くても、これで不妊治療は終了。えー、もう結果出るの??もうちょっと待ちたいような、でも早く聞きたいような、そんな複雑な心境でした。

妊娠を知らされたときは、まさか!と信じられませんでした。
妻はポッカーンとしてましたね(笑)。
今まで何度体外受精をしても着床しなかったのに、5年間凍結していた卵が着床してくれるなんて、こんな奇跡のようなことが現実に起こるんだなぁと思いました。


妊治再開を決め、2人でクリニックの同意書に署名しているところ。
妻を見ながら「ここまでよく頑張ったね!」と心でつぶやきました。

すごくいい家族になれた「8年間」

不妊治療を始めて8年……………(しばらく沈黙して)、本当にいろんなことがありました…。
妻と2人でいろんな困難を乗り越えてきて、信頼やお互いを思いやる気持ちが生まれ、絆も深まって、ちょっとやそっとのことでは“へこたれない夫婦”になれたと思います。
不妊治療を経験したみなさんもそうだと思いますが、本当に成長させてもらい、強くなることができました。

今、おなかに赤ちゃんがいてもうすぐ3人になりますが、8年かけてすごくいい家族になってきたんじゃないかなと思っています。

妊婦健診でもらったエコー写真。
妻が大興奮していたのが私そっくりの偏平足!女の子だったらどうしよう!?

妻はあとどれだけ「つらさ」を抱えているんだろう

よく妻の「どんなところが好きか」と聞かれて、すぐに答えられないと、「外見です!と答えなよ」と本人から言われるんですが(笑)
もちろん見た目もチャーミングで愛嬌があって、マスコットキャラクターのようなポツンとした存在感も可愛いなと思います。

でも結婚をしてますます好きになったのは、彼女の内に秘めた“本物の強さ”ですね。
抗がん剤治療で入院していたときも、「副作用で眠れなくて夜中の3時から一人、病院の待合室で本を読んで、朝日を見ていたんだよね…」という話をあとになってから聞きました。

その時は「じゃあ治療に行ってくるね」とひょうひょうと何事もないような感じで言うんです。とり乱したりせず、自分で対処しようとしていた妻の強さを思うと、余計に辛さが伝わってきました。
自分の知らなかい「つらさ」って、あとどれだけあるんだろう?と思ったりもします。

妻の妊婦健診の病院へ
エコー写真を見せてもらいました。赤ちゃんは順調に成長しているようでなにより。

オトコは“不妊”に関する知識が全然ない

男目線で言うと、「僕としてはそれなりにやってるんだけどなぁ~、足りないのかなぁ」というのが不妊治療初期の気持ち。

自分としては精いっぱい取り組んでいるつもりでも、女性の体や不妊についての知識が追いついかず、夫婦の足並みが揃っていなかったと思います。結婚してこれから子どもを持とうという真剣さが私には足りなかった…。
その一刻、一刻がどれだけ大事か、今ならわかるんですけどね。きっと妻はもっと同じ温度感でいてほしかったんだと思います。

女性は年齢とともに卵子の数が減っていくということも知りませんでした。妊娠するには年齢にリミットがあることを義務教育でもっとしっかり教えたほうがいいのかもしれませんね。僕自身、もっと早い段階で自分も不妊治療いついて勉強し、妻の話に耳を傾けて、同じ温度感でのぞむべきだったなと。

不妊治療を重ねるにつれ、私も本やネットで調べたり、主治医の話を聞いたりして、徐々に知識が増えていったと思います。

専門的なことはわかりませんが、とにかく体を冷やしちゃいけないということで、温活にいい生姜湯や根菜類を買ってきたりもしました。

また、治療がうまくいかなかったときは妻が好きそうな温活グッズや文具をプレゼントして元気づけたり。
でも、今思うと、実はいちばん妻を落ち込ませていたのは、自分の“知識のなさ”だったかもしれないですね(笑)。

女の子かも?というコメントをいただいて、妻の小さい頃の写真(手前)を眺めております。可愛いなぁ。

採精は自宅より病院派! 気分的にラクです

私が初めて精液検査をしたときは、抵抗がないと言ったら嘘になりますが、あまり不安はありませんでした。
夫婦のために専門のドクターに診てもらうんだという気持ちで。

採精(精子を採取すること)は、その後の人工授精も含めて何度もやりましたね。自宅で採精するのと、クリニックで行うのとどちらも経験しましたが、僕は病院で採精するほうがラクだと思いました。

自宅で採精すると、クリニックへ持参するときの温度管理に気をつかったり、なるべく早く届けなければとあせったりで、プレッシャーになりますし、妻の負担が増えがち。不妊治療後半は病院で採ることが多かったです。

男性は奥さんの体についてもっと知ったほうがいい

今、不妊治療をしているご夫婦には、それぞれ悩みもたくさんあると思います。
ですが、うまくいかないことがあっても、下を向かないで、今日を笑って楽しんでほしい。
私は笑顔で過ごしていたら、がんも治っちゃうんじゃないかと本気で信じているんです。

それと、男性には…、女性の体について、特に「自分の奥さんの体の状態」について、よく知ったほうがいいかなと思います。自分ができていなかったから自戒をこめてなんですが…。
今回、妊娠を発表して、不妊治療中の多くのかたから、「安産を祈ってます」「絶対に大丈夫」と声をかけていただき、自分たちのほうが勇気をいただきました。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

※この記事は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

取材・文/岩村優子 構成/伊藤絵里子


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【PROFILE】 小泉 貴之 さん

1977年8月14日 埼玉県川口市出身 アートディレクター、グラフィックデザイナー イギリスでフセイン・チャラヤンのテキスタイルデザイナーとして活動後、2005年に帰国し、Wieden+Kennedy Tokyoに入社。現在はフリーのアートディレクターとして活動中。お笑い芸人のだいたひかるさんと2013年に結婚。8年におよぶ不妊治療を経て、2021年5月に妊娠発表。 小泉貴之オフィシャルブログ「大丈夫」https://ameblo.jp/koizumi-takayuki/

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