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2021.10.14

20代

【男性不妊からの妊娠】夫の精子が少ない!?乏精子症がわかるまでの紆余曲折と夫婦が選んだ道とは?

私たち夫婦は、私(C.S)24歳、夫25歳の時に結婚し、30歳までに子どもが2人欲しいと考えていました。
「結婚式が終わったら子どもが欲しいね」と、妊活を意識しはじめたのは、婚姻届を提出してから約1年後のことでした。

もともと妊娠できるのか不安があった私は、まずは病院で検査してもらうことに。しかし、検査を進めていくうちに次々と問題が浮かび上がってきたのです。
一番衝撃だったのが夫の不妊症!当時、男性不妊に知識がなかった私たち夫婦にとって想定外のことでした。

今回は、男性不妊がわかるまでの経緯や知ったときの夫婦の心境の変化をお伝えてしていきます。女性にも男性にも読んでいただけたら幸いです。

以前から生理不順の私…妊娠できるのか不安要素がたくさん

私にはいざ妊活を始めようと考えた時、不安なことが複数ありました。

・生理不順で50日周期が当たり前
・季節の変わり目には1ヶ月くらいダラダラと出血が続くことも
・生理痛が年々ひどくなる

生理不順は結婚前から。出血が続く時は婦人科で診察を受けていたのですが、毎回「キレイな子宮ですね」と言われ、原因はよくわからないまま治療は特にしませんでした。そんな状態で妊娠できるのか不安はありましたが、妊活をスタート。

「問題ないと言われているのだから何回かタイミングをとれば妊娠できるだろう」と安易に考えていたのです。
とりあえず、妊活アプリをダウンロードし、生理周期を記録。そのアプリが教えてくれる排卵日に合わせてタイミングをとることにしました。しかし、何回かタイミングをとったのですが、妊娠することはなく…。

もっと正確にわからないとダメなのかな?今度はネットで海外製の排卵日検査キットを購入し、反応が濃くなった日にタイミングをとることに。それでもなかなか妊娠に至らず、気づけば半年が経過していました。

「やっぱり、私に原因があるのかな?」と、どんどん不安になっていきました。
その不安を取り除くため、病院で検査をすることに決めたのです。

関連リンク⇒⇒【排卵検査薬】写真つきリアル体験談!妊娠しましたレポも

基礎体温を3ヶ月つけて病院へ。予想外の結果に撃沈

当時私が住んでいた市内には何軒か婦人科がありました。調べてみると近くの婦人科で不妊症の検査をしていたので、そこに通ってみることに。

初日は緊張しながら行ったのですが、医師に「まずは排卵しているか確認するために、3ヶ月基礎体温をつけてからきてね」と言われて出直すことに。女性用の体温計を持っていなかった私は、病院帰りにドラッグストアで体温計と基礎体温表を購入しました。

帰宅後すぐに基礎体温の測り方を調べると、“毎朝できるだけ同じ時間に起きて、体を起こす前に測るのがベスト”とのこと。当時、朝が苦手だった私にとって毎朝、同じ時間に起きるのはとても大変でした。特に休みの日はゆっくり寝ていたい…。
何回か検温を忘れてしまいましたが、私の場合「まぁ、いいだろう」とあまり気にしていませんでした。

そして、せっかく基礎体温をつけ始めたのなら基礎体温の様子を見てタイミングをとっていこうということになり、何回かチャレンジ!しかし、やっぱり妊娠には至りません。私たち夫婦のタイミングが悪いのか、それとも自分の体に何か悪いところがあるのか、またしても不安な日々を過ごすことに。

なんとか3ヶ月、基礎体温を頑張ってつけ終わり、再度病院で基礎体温表を見てもらうと、「排卵していない時もあるね…」とのことで撃沈!これからの流れとしては検査と治療を並行していくとのこと。仕事と両立できるか不安もありましたが、夫と話し合った結果、ドクターの方針に沿って進めることにしたのです。


関連リンク⇒⇒基礎体温グラフをドクター診断!正しい測りかた知ってる?

排卵日を狙ってタイミング!共働きの私たちには負担に…

相変わらず決まった時間に起きるのは苦手で、基礎体温を計測できない日もありましたが、頑張って続けていました。
私がつけていた、実際の基礎体温表です。

この基礎体温表をもとにタイミング法を進めることになりました。タイミング法は、基礎体温表をもとにエコーでいつ排卵しそうか診てもらい、先生が指示した日に性交渉をもつ方法です。卵子の寿命が約1日、精子の寿命は約3日と考えると排卵日の3日前からタイミングをとると妊娠の可能性が高まるとのこと。そのため、先生からも1日置いて2回タイミングをとってくださいと指示されたこともありました。

夫と私はお互いに仕事をしていたこともあり、先生に言われたからといっても、平日に何回もタイミングをとるのは大変で、私から「この日」とお願いした時に嫌な顔をされることも。
「毎回病院に行くのは私、仕事を休むために周りに謝って嫌な思いをするのも私。なのに、なんでそんな嫌な顔するの?私だって伝えるの嫌だわ!」というのが、当時の私の本音でした。

しかし、自分に原因があるから病院に行くと言った以上、本音を伝えることができませでした。そんなことが何周期か続き、だんだんタイミングの日を伝えるのが嫌になり、先生に言われた日ではなく断られそうにない日を伝えることも。我が家の妊活はどんどんなあなあになっていきました。

「タイミングをしっかりとっていないけれど、続けていれば妊娠できるだろう!」この時はまだそう思っていました。


関連リンク⇒⇒病院指導のタイミング法。自己流との違いは?

ホルモン検査と子宮卵管造影検査の結果は?

タイミング法と同時にホルモンのバランスを調べるための血液検査と子宮卵管造影検査を行いました。

まずは、結果が出るのに時間がかかる血液検査を先に行い、結果が出るまでの間に子宮卵管造影検査を行うことに。子宮卵管造影は時間が短かったため、仕事を中抜けして行ったのですが、あまりの痛さに号泣…。そんな痛くないだろうと思っていたのですが、甘かったです。

そして検査の結果は…
実際のホルモンバランスの血液検査結果の写真です。

子宮卵管造影検査は問題なかったのですが、ホルモンバランスの検査はLH(黄体化ホルモンとFSH(卵胞刺激ホルモン)のバランスが悪く、卵胞が育たず排卵しにくい状態とのことでした。


そして今までの結果を総合的にみて、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたのです。

多嚢胞性卵巣症候群とは、卵胞の成長が途中で止まりたくさんの卵胞が卵巣内にとどまる病気です。卵胞が育ちきらず排卵しないため、不妊の原因にもなります。
その判断基準としては以下の3つと、医師から説明を受けました。

・月経周期の異常
・超音波検査で発育していない卵胞が卵巣内にたくさんみられる
・血液検査で排卵を促す黄体化ホルモンや男性ホルモンが高い

私はこの条件を満たしていることがわかったのです。
やっと生理不順の理由がわかり安心したのと同時に、「やっぱり自分に原因があったんだ」と悲しい気持ちになりました。ピルを飲めば多嚢胞性卵巣症候群は改善できると言われ、しばらくタイミング法はお休みすることに。排卵日のたびに私から夫に伝えなくてよくなったことに正直、安堵しました。

しかし、今度はピルがあわず、生理が来る前に決まって吐き気とめまい、頭痛に襲われるように。普段は熱が38度あっても気づかない私ですが、この症状はかなりキツかったです。
そして「さすがにまずい!」と思い、少しでも体質改善をしようと葉酸入りのサプリメントを購入。勤めていたジムで定期的に筋トレをスタートすることにしました。
仕事と妊活の両立が大変な一方で、当時働いていた職場がスポーツジムだったことは本当にありがたかったです。


関連リンク⇒⇒多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠できる!ドクターに聞きました

精液検査も異常あり!そのとき、夫の反応は?

多嚢胞性卵巣症候群の治療を始め、しばらくした時に夫の精液検査をすすめられました。
精液検査は専用の容器に採って病院に持って行く方法です。その方法ならと、夫も快諾してくれました。

衝撃の検査結果!

検査当日は夫が仕事だったので、私一人で行くことになりました。何も問題はないだろうと思っていたのですが…結果は「乏精子症」。
クリニックでもらった実際の精液検査の結果です。「異常」にマルが。

乏精子症は、精子の数が正常値よりも少ない状態のことです。程度によって軽度・中度・高度に分かれるのですが、わがやの場合は高度でした。
精液の正常値は数(5000万/1ml以上)、運動率(60%以上)のところ、夫の場合は数(100万/1ml)、運動率(10%)。異常でした。

その場で他の人の精液を顕微鏡で見せてもらいびっくり!
他の人は顕微鏡の枠の中にびっしりと精子が確認できるのに対し、夫の場合は枠の中に1、2匹いるのみ…しかも動きもよくなかったのです。
医師からはこの少なさだと次のステップの人工授精や体外受精も難しく、最も高度な顕微授精しか選択肢はないと告げられました。

顕微授精は、精子をガラス針の先端に入れて、顕微鏡でみながら卵子に直接注入し授精させる方法です。多数の精子を卵子に振りかけて行う体外受精に比べ、顕微授精は1匹でも正常な精子がいれば治療が可能なため、男性側に原因がある場合の治療に適しているそうです。
そんな知識がなかった私は、顕微授精と聞いてもイメージがつかず、とりあえず夫に相談することにしました。

今までの私の頑張りはなんだったの…メンズ検査の結果でさまざまな感情が

夫の精子が少ないと知ったときはとても衝撃的で、当時なんでも話していた職場のマネージャの前で、泣きながら相談したのを覚えています。
私はどうしたらいいのか…。彼にどう話せばプライドを傷つけなくて済むか…。
私の多嚢胞卵巣症候群はピルを飲めば改善する見込みがあるけど、夫の乏精子症(不妊症)は、改善策がない。顕微授精をするとしたら、仕事はどうする?店長になったばかりなのに…それどころか、もしかしたら子どもに恵まれないかもしれない…。

さまざまなことが頭の中でグルグル回って、自分では判断がつきません。考えすぎた私は、今までのことを思い出し今度はイライラモードに…。

「自分に原因があると思ったから、他のスタッフにお願いして休みをもらって病院も一人で行った」
「ピルも体に合わなかったけど、それでも飲み続けて仕事も頑張ってきた」
「少しでも体質改善するために、禁酒したり、運動も定期的に行うようにしたりしてきた…」
それなのに、夫は夜中にお菓子を食べたり、次の日が休みの時は朝までゲームしたり。何にも生活改善してない!!───「あいつ!」
と、心の中で叫びました。

精子が少ない!?それを知った時の夫の反応は?

精液検査の結果が出た日の夜、夫に結果とドクターに言われたことを報告しました。

「マジか…。」

彼の第一声です。その日の体調もあるし、とりあえずもう一回検査してほしいということで1ヶ月後にもう一度、検査することにしました。

しかし、結果はまた異常…。彼自身もまさか自分の精子が少ないとは思っていなかったようで、ショックを受けていました。その様子から自覚症状もなかったのだと思います。
私自身も結果を聞くまで、問題があるのは私の方だと思っていました。私の周りで不妊治療をしている友達はおらず、みんな結婚してすぐ自然妊娠しています。「結婚すれば赤ちゃんはできるもの」二人ともその考えが強かったのだと思います。

先生からは「原因を知りたいのなら、泌尿器科で検査するといい」とも言われたのですが、結果がわかっても今のところよくする治療はないとのこと。私たちが子どもを授かるには、顕微授精を行うしか方法はなかったのです。

関連リンク⇒⇒【不妊の原因は女性だけじゃない!】男性の不妊原因って?

冷静に将来のことを考えて、前向きに!夫婦で治療方針を決める

プチパニックを起こしていた私。職場のマネージャーに「落ち着いてこれからのことを考えてみたら?」とアドバイスを受け、冷静になってこれからのことを夫婦で話し合いました。

いろいろ調べてみると不妊治療がきっかけで離婚している夫婦もいるそうですが、私は夫との子どもしか考えられず、離婚したいとは思いませんでした。

本来なら自然妊娠したいと思っていましたが、乏精子症を治す特効薬はなく、原因もわからない。
私はどうしてもふたりの子どもが欲しかったので、それなら顕微授精をやるしかない!と覚悟を決めて、治療にのぞむことにしたのです。

夫にその想いが伝わったかどうかわからりませんが、「無理しない範囲で頑張ろうか!」と言ってくれました。今まで一人で通院していた私にとって本当にうれしい言葉でした。

しかし顕微授精のことを調べていくうちに、不安要素が噴出!治療費が高いなこと、通院回数が多いこと、体に負担がかかること…。不安をすべて無くすことはできませんでしたが、あらゆるリスクについてふたりで話し合って、次のステップに進むことに決めたのです。

まとめ

私は「まさか夫が男性不妊」とは思ってもいませんでした。しかし、男性不妊は一般男性の約20人に1人はいるそうです。
振り返れば、早く夫に検査してもらい、自分が今何に不安で、何が辛いのかをしっかり話しておけば、ストレスがたまることもなかったと思います。
夫も言葉には出しませんでしたが、当時は自分の精子が少ないことに相当、悩んでいたようです。

その後、私たち夫婦は顕微授精で赤ちゃんを授かることができました。その体験談はまた紹介していきますね。わがやの不妊原因判明までのエピソードが、少しでも参考になれば幸いです。

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