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2021.11.15

40代

お腹に赤ちゃんいる?いない!? 運命の妊娠判定日、夫とクリニックへ【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#17】

アラフォーのリアルな妊活・不妊治療体験をつづった、妊活メディアあかほしオリジナル連載。あかほし主婦ライターのミキが「40代 不妊治療」のリアルを書いていきます。
40歳で再スタートした不妊治療。転院し、新たなクリニックで体外受精にトライしています。

⇓ これまでの妊活記録
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妊娠判定日までドキドキソワソワ、いてもたってもいられない

体外受精の受精卵の移植をしてから、妊娠判定日までの永遠にも感じられた日々もあとわずか…。数日後には妊娠しているのかしていないのかわかると思うとワクワクする反面、怖いという思いも芽生え始めていました。

妊娠していてもしていなくても、私の人生にはなんらかの影響がある。そう考えると、心はざわつきました。その気持ちにハッとしては「それをお腹にいるかもしれない小さな命に気づかれてはいけない!」と、気分を逸らすということの連続でした。

そんな日々のなか、移植日前からなんとなく通い始めていた不妊鍼灸も継続。着床にいいとされるところに鍼を打ってもらうと、体もなんとなく調子がいい気もするし、やらないよりやっているほうが精神的にも安定するし…と、いそいそと通い続けました。
不妊治療にいいというパイナップルを食べる癖がついて…
移植以降、不妊治療にいいとジンクスになっているパイナップルを食べる癖がつき、スーパーで買えるカットパイナップルを時々食べていました

そんな判定日の直前、仕事でお世話になっている人に懇親会に誘われました。
コロナ禍でもあるのでお断りしようと思いましたが、飲食店に行くのではなくその人の事務所で少人数で軽くということだったので、久々に人と話すことで気分も変わるし、ソフトドリンクを飲んでいればいいし…と参加しました。

デリカシーのない言葉に驚愕…

そこで、今日はちょっとノンアルで…とお酒を断ったところ「妊娠してる?」とストレートなひとことが飛んできました。彼が酔っていたのだと思いたいのですが、そういうことを言われるのは想像していなかったので一瞬、言葉を失いました。

まだ妊娠しているかわからないけど、お腹にはいるかもしれない状態。とにかく一旦ごまかそうと「この間受けた人間ドックの結果が思わしくなくて」と答えたところ、「あんなにお酒好きなのに断るし、最近胸が大きくなってきてるみたいだし、なんか体調よくなさそうだし、(もしかしたら)そうかなと思って」と。
さらに今日のお酒を断ったらきっと妊娠しているとうちの事務所で話していたとも言われ、私は一瞬表情を失っていたと思います。あなたのデリカシーはどこに?と聞きたくなるほどデリカシーのない発言を受けて、その日はなんだか心がぐちゃぐちゃになり泣きながら帰りました(帰っても夫が出張中で自宅におらず、永遠と泣きました)。

その人には結婚早々お子さんがふたりいて、私のような立場の気持ちは理解できないんだろうなと思うと、本当に辛かった。私の周りには子どもがいない夫婦も多く、妊娠や出産に関してあまり踏み込んだ発言をしてくる人はいませんでした。だからこそ、この日の彼の発言には本当に驚き、単純にムカつきました。
そして発言を受けて自分自身がこんなに情緒不安定になっているぐらいだから、妊娠しているはず。いや、してないと変!そう言い聞かせながら、なんとか妊娠判定日までの数日を過ごしました。

やってきた判定日当日、私たち夫婦に告げられたのは…?

数日前から茶色やピンク色のおりものが出ていたことがとにかく気がかりでしたが、ついに判定日当日。
同行してくれるというので、朝ご飯を一緒に食べていると夫が「今日の結果がどうであれ、これからも落ち込まないで頑張っていこう」と話をしてくれました。不妊治療に対して心を乱しがちな私へのメッセージだと受け取り、うんわかったと答えると同時に「もしダメだった時は、今日だけ落ち込むことを許して欲しい」と伝えました。
加えて、もし今日妊娠が判明したとしてもここからは胎嚢確認や心拍確認、◯週の壁とも呼ばれる流産の危険性がしばらく続くことなどを告げると、彼もグッと姿勢を正しているようでした

家を出る前には母の写真に「行ってきます」と挨拶をし、近所の神社で参拝をしてクリニックへ。早々に血液検査のための採血をして、そこから1時間後に診察となりました。緊張しながら先生の前に座る我らふたり。開口一番先生の口から放たれたのは

「おめでとうございます」

はい? と聞き返しそうになりましたが、聞こえたのはおめでとうございますという言葉でした。なんと、私は妊娠していました。先生から渡された紙には、hcg428、4週3日、予定日2022年2月11日と書かれていました。

hcg428…!この日にたどり着くまでに、妊娠検査薬によるフライング検査はしないと決めていましたが、そのかわりに検索魔と化していたため、この数値が合格であることはすぐにわかりました

ちらりと夫の顔を見ると、夫も何が起こっているのかよくわかっていない様子。それでも私たちに奇跡が起こっているんだ、とぼんやり思いながら先生の話を聞きました。

先生から「次は来週の胎嚢確認ですね」と言われ、喜んだ体にピシッと水をかけられたように気が引き締まる思いでしたが、とにかく…とにかくお腹にいる。移植日以降いるかいないか不明ながら毎日お腹に向かって話しかけてきたけれど、あんなふうにやってきたことは間違っていなかったのかもしれない。だって、今ここにいるって先生言っているし。
気がかりだった茶おり、ピンクおりに関しては、おそらく妊娠初期によく見られるもので収まっていくでしょうとのこと。
しかし隣に座る夫は「やってはいけないことはありますか?」と質問するなど、至って冷静でした。

診察室で妊娠中に気をつけることや栄養に関する冊子をもらい、会計を済ませ外に出ました。妊娠していることが夢のようで、信じられなくて、地面から体が3cmぐらい浮いているような感覚。そのまま夫とランチをしようと近くの店へ入りました。
すると夫が「すごいな、妊娠してるんやな」とひとこと。私も自分の身に起こっていることがよくわかっていないけれど、お腹にいるのならば栄養をとらねば!という使命感がむくむくと湧いてきました。
いつもよりパワー強めなランチを食べながら、気になっていたのは夫の反応でした。マンガやドラマでよく見る「やったー!」みたいなリアクションが全くなかったこと。「直前に妊娠継続がどれだけ大変かとか、ビビらせ過ぎてごめん」と謝ると、ほんまやで!と笑っていました。夫はとても天真爛漫な人。不妊治療専門クリニックではいい結果でも喜びを爆発させちゃダメだよ、私の年齢のこともあり流産の可能性だってあるよと、診察直前にも話してしまい、夫の喜ぶポイントを奪ってしまった形になったのはとても悪かったなと今でも思っています。

なんだかいろいろ信じられなくて、自宅近くの公園でひたすらいろんな感情を噛み締めながらこの日の空を撮影していました

とにかく第一関門を突破できたことを今日だけは喜ぼう。そして明日からはストレスをためないように、また自分が心地いいことだけ選んでやっていこう。
とにかくお腹の住人のことを最優先に考える。私にできることはそれだけ。そんなふうに決意を新たにした日でもありました。 

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。


~つづく~
#18「永遠に感じられた胎嚢確認までの7日間」

【PROFILE】 ミキ さん あかほし主婦ライター

あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。

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